うちの子は1歳ごろから夜泣きがあり、寝ると別人の様に泣き叫んで起きることが度々ありました。いびきも2歳ごろからあって、よくある夜泣きなのかなぁ?鼻詰まりが原因かな?と時間が解決するだろうと最初は気にしすぎない様にしておりました。
がしかし、何度も起きて泣き叫ぶのと、呼吸がたまに浅い様ないびきと共に止まっている様にも見えました。
これは本当に息が苦しくて寝ても寝ても疲れが取れてないんだと毎日熟睡できていないことがかわいそうになってきました。親の私が気づいてあげて1日でも早く熟睡させてあげなくちゃとだんだん焦る気持ちに。。
そこから無呼吸の簡易検査→終夜睡眠ポリグラフィー検査→アデノイドのみの摘出手術 を3歳(幼稚園年少)で行いました。
現在4歳年中。アデノイド手術後の改善点と無呼吸は治ったのか?他にも改善策はあるのか?色々このブログにて娘の為にも検証してまとめていきます。
3歳の子どもの睡眠時無呼吸簡易検査(SpO2センサ)
無呼吸の状況を知りたくてまず検査させたいというのがありました。そこで無呼吸を取り扱っている小児科内科が近所にあったので娘を連れていきました。
そこでは、無呼吸の検査は大人の人が対象で子どもは滅多にしないとのことでしたが、簡易検査は子どもも大人も検査方法は同じで可能とのことでしたのでお願いすることにしました。
簡易検査のSpO2センサという機械をレンタルして持ち帰って、夜寝るときに娘に付けて寝かせます。鼻のカニューレを寝てる時に何度も取って大変でした。
そしてそれをコンビニで検査施設宛に送るという手順。
そして後日病院にて結果を聞きにいきます。娘3歳の睡眠時無呼吸簡易検査の結果の画像がこちら↓
子ども3歳睡眠時無呼吸検査結果画像
そこの先生いわく、「大人の無呼吸だとこっちのオレンジとか赤の重症レベルがほどんどですから、このレベルの軽症なら問題ないですよ!」とのこと。
(後日子ども病院の先生いわく、子どもは無呼吸がないのが正常であること自体問題です。とのことでした)
子ども病院にて相談
軽症問題なしとのことでしたが、やはり無呼吸がある時点で気になり、かかりつけの小児科に紹介状を書いてもらい子ども病院へ。
レントゲンを取った結果、アデノイドが大きめとのこと。それが原因で、閉塞性の無呼吸になっている可能性もある。この程度でも摘出手術を行う子もいますよ。とのこと。その前に簡易検査よりもう少ししっかり調べれる終夜睡眠ポリグラフィー検査(入院)もありますが、ここではやってないので、希望であれば他の病院で検査のみ可能とのこと。
3歳で全身麻酔の手術かぁ、、と3ヶ月ほど悩んで悩んで、結果。「軽症」の度合いや詳しい状況がわかれば、、と終夜睡眠ポリグラフィー検査(入院)をしてみることにしました。(他の病院)
子ども3歳の終夜睡眠ポリグラフィー検査(PSG検査)(入院)
今思い出しても、、本当我が子は頑張り屋さんだなぁと関心させられます。
あの検査はさせてよかったものなのかどうか?苦痛だったかなぁ?と今でも思い出すほど、大変でした。コードまみれになります。
何が大変って、頭に脳波を測定する為に接着剤で何本ものコードを髪の毛にそのままくっつけます。本当に大変。こんなに大変とは、、そして終わってから取れない取れない。。うちの子はくっつけるのを楽しんでましたが、寝るときはやはり寝苦しそうだし、取るときも泣きはしませんでしたが、痛そう。。そしてそれを設置する先生、看護師さんも本当に大変そうでした。
そして結果がこちら↓
3歳子ども睡眠ポリグラフィーPSG検査結果 3歳子ども睡眠ポリグラフィーPSG検査結果
簡単に言うと、軽度の閉塞性無呼吸症候群とのこと。
簡易検査とあまり変わらない結果が出たのでした。
(なんのための追加検査だったのか、、あんな苦労を子どもにかけてまで、、そんな気持ちに苛まれました。)
しかし、この結果でわかったこともありました!先生は特に何もこの件には触れませんでしたが、無呼吸には2種類あります。
- 喉や鼻の閉塞による「閉塞性無呼吸」
- そして脳の中枢が呼吸をストップしてしまうことから起きる「中枢性無呼吸」
うちの子は、閉塞性無呼吸は3.3(AHI) 中枢性無呼吸は2.4(AHI)あったという結果でした。
その点がわかったことがこの検査の収穫なのかなと今は思います。
アデノイド摘出手術を3歳で実施
悩んで悩んだ結果。子ども病院にてアデノイド摘出手術をお願いすることにしました。5泊6日の入院(アデノイドのみだったので短めの入院)でした。
手術は全身麻酔のため、やはり何度も自問自答でした。手術が終わると泣き叫ぶ子がほとんどとのこと、、我が子もその一人。麻酔が冷めてモヤモヤするようで泣き叫んでいるのが待合室からもわかりました。
その後1〜2時間は寝て、泣いての繰り返しで、少し血液を吐いたりもありました。やはりこんなとき母親はおどおどしてしまいます。。
がしかし半日もするとさすが3歳児けろっと元気に、アイス、ゼリーと食べて、夜ご飯もうどんをペロリと食べ、遊んで、テレビ見て寝る。。当日でこんなにも元気になるのかというくらいでした。
翌々日まで点滴がついていてその点が不自由そうでしたが、普通うにもう元気で食欲もあり、無事退院。その後も柔らかめのご飯にして問題なく傷口はあっという間に治りました。
その後の子どもの様子(睡眠時無呼吸症候群)
いびき
いびきは滅多にかかなくなりました。風邪引いた時、鼻詰まりのときはたまにかいておりますが、前ほどのいびきはないですね。
夜泣き
夜中泣き叫んで起きることもなくなりました!今ブログに書きながらそういえばなくなったな!といびきと夜泣きに悩まされていたこと自体を忘れるほどです。
よだれ
これは、口を開けっ放しにするくせからなのですが、アデノイドなどの閉塞が原因にもなっているとのことです。うちの子は手術する日までよだれだらだらだったのですが、手術後いきなりよだれが止まって驚きました。
ですが、その後前よりは減るものの、またよだれが出るときがあり、先生曰く鼻づまり(アレルギー)もあるのかなとのこと。確かに鼻がしっかり通っていない時によだれが出ているように感じます。集中しているときも出ちゃうようです。 鼻づまりがないときは集中していても出ないので、鼻づまりも改善しなくてはと4歳の今考えております。
集中力
手術のおかげなのか、集中力が数ヶ月後から上がったように感じました。折り紙とかお絵かきとか乱雑でどうも集中してできなかったのですが、できることが増えたようにも思います。
運動能力
同じ月齢の子と比べると明らかに運動面が遅れ気味だったのですが、アデノイド術後4歳なってからけんけんぱもできるようになり、走るのも好きになり、バランスバイクも乗るようになり、縄跳びも同じ学年のこと同じレベル(1回飛べる)ほどになりました。
アデノイド手術をしてから
手術をしなかった時の4歳の娘と今の娘を比べることはできないので、はっきり手術のおかげなのかはなんとも言えませんが、これだけの変化が子どもにあったことに本当にやってよかったと今感じています。悩んで悩んでやった甲斐がありました。
4歳になりその他の問題点と対策
年少の頃と比べるとできることも目に見て増え、同年代と少し運動面も並べるようになってきた娘ですが、幼稚園ではまだまだ意識レベルが下がる時があるようです。まだまだ睡眠でしっかり休めていないのでは?というのがここになって気になっています。
問題1:幼稚園での準備に時間がかかる。着替えに時間がかかる
家ではだいぶ早く着替え、朝の準備ができるようになった娘ですが、年少の頃からお友達が大勢いる環境、食後の眠い時間で集中力が極端に落ちるようで着替えが遅いと先生から言われてました。
私もいろんな場面で娘を見ていて不思議なのが、人が大勢いいるとその人たちがやっていることや会話をじーっと見つめて、心ここにあらずな状態になってしまうのです。
問題2:お友達との距離感
大抵食後とかの眠たい時間、退屈している時なのですが、これは3歳の年少からですが、家では親に、外では友達に抱きついたり顔を触ったりもたれかかったりしてしまうことがありました。術後4歳にになりだいぶそういう傾向がなくなってきてはいたのですが、疲れが溜まった時などやはりやってしまうときがありました。家ではスキンシップも兼ねて甘えたいだけ甘えさせますが、外では嫌がる子もいるので、お友達には抱きついたり顔を触ったりしないように言い聞かせてます。こういう距離感についてももう少し気になるところで貼ります。
↑の2点については、もともとの不注意型の傾向が少しやはりあるのかな?とも思うのですが、何か睡眠とか脳の疲れがまだ関係しているのでは?と最近感じています。
もっとしっかり熟睡して脳を休ませることができるように、もう少しこのブログで模索していきます!
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娘の鼻づまり対策に有効だったグッズ
娘の鼻の穴の空洞は少し狭めらしく、すぐに鼻が詰まります。詰まるとよだれの量も大変なことに、、
そんな娘に効果的だった鼻詰まりグッズ2点
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鼻づまり気味なので4歳の頃からこちらを貼ってます。「息がしやすい!」と本人も言っていて。これを使用するとなんとなく寝起きや日中の眠気が軽減されている気がします。
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