パクコさんは、もともと顎関節症持ちでした。カクカク噛むたびに音がなる症状がかれこれ15年ほど続きました。
産後2年が経ったある日。突然口が大きく開かなくなる経験をします。
その時の体験談。対処法。開かない口、顎をどうやって治したのかの体験談。
大学病院でも口腔外科でも放置されて3ヶ月後、整形外科の先生型のおかげでたかがストレッチされどストレッチの繰り返しだけで治ったというお話です。
突然顎が口が開かなくなる。。
朝からなんだか顎が変だなと思いつつ、2歳の娘と朝ごはんをテレビを観ながら食べていました。
「バキッ」
、、ん??なんだ今の?顎が痛かったような・・・
あれ?顎が、、口が、、開かない。。
何度開こうとしても、食べようとしていた目の前のパンを口に入れることが
できません。。何かが引っかかって開けたい大きさに口が開かない。
顎がロックされている。。
そんな状態です。パンを小さくちぎって、1センチほどにしなければ口に入らない。。どうにか手で押し込んで食べるという、今まで経験のしたことがない状況に突然なってしまったのでした。。
顎関節症専門の歯医者へ
まず、すぐにネットで探した近所の顎関節症専門の歯医者へ向かいます。
レントゲンに、歯の状態チェック(歯は関係ないのに。。)お金だけ取られてしまいました。
専門と唄う癖してこうも無知なのか。。という程、
空いた口の幅を測って、「1cmかぁ笑」と鼻で笑われ、
「顎がロックされてますね。これはもう大学病院とかじゃないと、、」
「マウスピースが効果あるかもだけど、これだけしか開かない状態だとマウスピースも作れないですもんね〜(困り顔)
と投げ出されてしまいます。(涙)
大学病院口腔外科へ
大学病院なら何か良い治しかたを知っているのでは?と藁をも掴む気持ちで向かいました。口、顎が開かない時は何科に行けばいいの??
まずは、そこからわかりませんでした。よく調べると「口腔外科」とのことで受診してみます。
が、、先生またもや開かない口を見て半笑い状態。。
ネットによく掲載されている方法を口頭で教えてくれるのみ。
- 顎を前後に出してうんぬんの対処方法
- 割り箸を使った治しかた
それはネットで見て自分でも試していて全く効果なしでした。
大学病院なんて、そんなものなんです。
その後1ヶ月おきに経過観察に来るように言われ、
一月後何か今度こそ手立てが見つかればと期待を胸に受診するも、
全く変化がないんです。→そうですか、ではまた1ヶ月後。
それだけのやり取りのためここまで来てお金払って、、
本当にただのぼったくりとしか思えませんでした。
なんのための経過観察なの?観察するだけなら来なくてよくない??
と、私は心の中で叫んでおりました。。
お医者さんは仕事でやってるだけ、なった本人にしかこの苦しみはわからない。。
つくづくそう感じるパクコでした。
2ヶ月が経とうとする頃、諦めモードに
2ヶ月経つ頃、1〜2センチの口で食べるのがだんだん当たり前になりつつありました。片方の顎で食べれば痛みも少なく、柔らかめのものを食べて。。
もうこのままずーっと開かないのかなぁ。。放置しておくしかないのかなぁ。。
2歳の娘もいて育児育児の毎日で、半ば自分の顎が開かないことを忘れようと。。
飽きらめモードになっていたのでした。
近所のS整骨院との出会い
ある時、娘と散歩中。近所の行ったことはないけど、よく目にしていた整骨院の先生たちが無料相談会のチラシを配っておりました。
チラシと「無料」の言葉に胡散臭さを感じながらも、
「無料で相談できるなら、相談してみて、高額な金銭が発生しそうになったら
断ればいっか」という考えがよぎり、チラシを配布していた新人先生?に
「顎関節症とかも整骨院で診てもらえたりするんでしょうか?」
と顎が開かずロックした状態と伝えます。すると
「顎関節症」の方もよくみえられてますよとの返答。
きっとそんなこと言って、長ーく通わせてマッサージだけで終わるんじゃないかなぁ〜ともう不信感でいっぱいな中、
無料で相談して無料でマッサージまでしてもらえるならいっか!
と旦那さまと相談会に参加したのでした。
整骨院で開かない口が2週間でみるみる改善
もちろんすぐには開きません。マッサージもとっても気持ちよく。
おきまりの骨盤矯正も勧められ、やっぱり無理か、、と思いつつ、
話を聞いてみるとネットなどには載っていない顎関節症に関する情報とストレッチ方法を色々教えてくれました。
そして何より、今の私の顎の状態をレントゲンを撮った訳でもないのに、すごくよく把握されている。その点がもう少し信じてみようという気持ちにしてくれました。
私の「顎が開かない理由」を教えてくれたS整骨院
結局のところ原因は
「猫背」
とのこと。猫背で顎が前につき出た状態が継続することで、もともとの顎と顎を動かす神経がぶつかり合ってしまい、痛みが生じて開くことができない。。
そういう現象だと説明されました。
顎関節症で顎が開かない時のストレッチ対処法
そして、一見顎と全く関係なさそうなストレッチを相談会の時から教えてもらいました。それが、以下です。
顎が開かないといの対処法「猫背改善ストレッチその1」
整骨院で教えてもらって、治った対処法は以下の通り。
- 片方の腕の下肢を壁に平行になるようにピタッとくっつける
- そのまま、その腕と反対方向に体をひねります。
すると、壁につけていた腕から肩甲骨のあたりが伸ばされます。
これを両方の腕で行い。痛い方の顎側の腕は特に念入りにストレッチをします。
1日のうち気が付いた時、空いた時間。寝る前などに行うのがコツです。
顎が開かないといの対処法「猫背改善ストレッチその2」
とにかく顎を後ろに引く。。です。
猫背でどんどん骨格ごと前のめりになりつつあるので、
背筋を伸ばし肩を下に下に下げ、顎を後ろに後ろに引く。
これも1日のうち気が付いた時、空いた時間。寝る前などに行うのがコツです。
ストレッチを続けて1週間ほどで顎が開いた!!
なんで、猫背に効くストレッチを教えてくるんだろう、、
最初??がいっぱいでしたが、通うたび説明されて、実際に家でやっているうちに
コクッコクッ っと顎が神経より後ろに戻ったような感覚と共に
痛みが消えて顎が開くように!!
就寝前ベッドで一人で感動して、必死に↑のストレッチを繰り返していたのを覚えています。
実際には2週間ほど週3回ペースで整骨院に通ったのみで、保険も適用されるので1回数百円。家でのストレッチ方法も教えてくれてそれを実践さえすれば、忙しい時は行かないでも全然治ったように思います!!
↓の書籍でも顎関節症の改善でストレッチが紹介されてます!
まとめ
- 顎が開かなくなっても歯医者や大学病院では対処してくれない!
- 猫背と顎関節症は密接な関係!
- 開かない顎の対処法は猫背ストレッチ!!
猫背の自覚ありで、顎が開かなくなったかた!ぜひお試しください!
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