息子の課題点は勉強ではありません。(勉強も決してOKなわけではないのですが)集中力のなさ、不注意がよくならないことには勉強できる土台がない状況です。
現在9歳の息子、やるなら今しかないと今までのんびりしかできていなかったビジョントレーニング、コグトレ、自律神経に影響しそうな運動を集中的に家で行なって行こうと思います。
パクオ(息子)の特性を知る
凸良い特性その1 聴覚記憶
現在の息子の良い特性は、言語能力が高いこと。長期記憶が良いこと。
特にどうも耳から入った情報は私もびっくりするほど記憶力がすごいです。
覚えていくハイパーしりとり?をやると大人顔負けな記憶力を発揮します。
(でも視覚的記憶はとても低い)です。
凸良い特性その2 言語能力が高い
他の同世代の子と比べて、言葉をよく知っています。あと気になった名詞もすぐ覚えているので、会話が大人と合う。その面で話すことが大好きで、同世代の喋るより遊びたい子からは、「よくわからない」と思われていると思われます。
凹困った特性その1 空間認識、視覚情報に弱い。
目からの情報に人間は80パーセント頼って生きているそうなのですが、息子は目からの情報は40%ほどしか得られていないのでは?という状況です。
まさに目を使うことに苦手感がすごくあります。
ものの位置が覚えられない、無くしものが多い、よく人とぶつかる、距離感が近すぎる。よくものを落とす。二つ同時にできない。(聞きながら板書するなど)。周りが見えていない。
凹困った特性その2 想像力が乏しく、相手の気持ちが想像できていない
相手が嫌がるだろう、してはいけないことと覚えたものこと、例えば悪口を言ったり、仲間外れにしたり、物を隠したりなどは絶対しない優しい性格です。例えばおいしくなくても美味しいよ!などもお世辞も言えて、似合ってなくても似合ってるよ!と相手を喜ばせる言葉もどんどん使える子です。泣いている子がいるとすぐ気が付いてどうしたの??と言える子でもあります。
ですが、本人が相手の気持ちに気づかないでやってしまうことでよくトラブルがあります。
例えば相手はもうその話興味なさそうにしているのに自分の話をし続けてしまったり、忙しそうにしているのに気が付かず自分の主張を強くしてしまったり、やることがあって話す時じゃないのに話に夢中になってなにしているんだっけ?みたいになったり。
相手の表情をみての気持ちの判断はできるのですが、目を見て話しているけれどもそもそも表情を見ようとしていない。会話をしているけど、相手の発した言葉にうまくコメントができなかったり、そこから広げることができません。すぐ自分の頭の中の話をまとめたり相手に合わせて要約できず、長々と話してしまうのも特性の一つです。
凹困った特性その3 疲れやすい 不安 気持ちの不安定さ
ずっと近くで見てきて 「気圧の変化で不機嫌になる」「睡眠が安定しない」「自分の不調に気づけない」そういう状況はだんだん酷くなっているのでは? という状況です。
これは色々調べているとまさに「自律神経」の不調からくるものだとわかりました。
トイレに行きたい→行こう!、喉乾いた→飲もう!、疲れた→寝よう! 暑い→脱ごう 寒い→着よう
そういった感覚を自分で認識する時点からできていない。感覚鈍麻が他の同世代と比べてすごく感じる特性の一つです。生きていく上でとても大切な感覚なので、優先的課題だと思っています。
自律神経の不調によって、不機嫌→気持ちの不安定→集中できない に繋がってる面をすごく感じます。また、不調→不安→上の2の困りごと に繋がることも多く、根本の問題がここにある場合本人も辛い状況だろうし、この問題を軽くしないことには2の特性も軽くならないとわかりました。
おそらくこの問題を放っておくといずれ自律神経失調症、起立性調節障害などに繋がり、朝起きられない昼夜逆転などにも繋がるのでは?と感じています。
困っている特性を軽くできれば、、今できることとは?
凸の特性を駆使してどうにか勉強には追いついているものの、凹の特性から今後もっと困難な面に直面するだろうなということが予想されます。
1、3つの困った特性はもうそのまま変わらないと諦め、楽な方法をとる。
2、トレーニングをしてみて効果を見る
二つの選択肢がありますが、今9歳の息子。目にも弱視を防ぐ臨界期がありますよね?矯正にも顎の成長期にした方が矯正しやすい時期がありますよね?そう考えたパクコは9歳の息子に少しずつ焦りを感じてきまして、
2の「トレーニング」を自分なりに考えて、できる限りのことをしてみようと思いました。もしそれで変化があろうがなかろうが「やることはした!」と思えるなら、今しておこう、以下のトレーニングをとりあえず自分なりに考案してみました。
家で集中ビジョントレーニング、コグトレ、自律神経調整トレ
1、ビジョントレーニング(困った特性1、2の改善)
2、コグトレ(困った特性1、2の改善)
3、自律神経調整トレ(困った特性3の改善)
4、医療機関
疲れや朝の特に朝食後に不機嫌になる、また特に足の血行不足の傾向などがあり、血糖値や貧血、ホルモン数値などの内分泌の検査も予定しています。
以下に、詳細を記載します。
1、ビジョントレーニング
人間は80%視覚的情報を得て生活していて、気持ちの切り替え、判断能力、処理能力にも影響しているという事実を知りまして、発達障害の子は目の動きが悪い子が多いそうです。
正しく、家のパクオさん。。
ゆるーくやったりやらなかったりのビジョントレーニングでは効果が得られないので、
毎日するメニューを決めました。
1、動画を見ながら目の運動
2、ナンバータッチ(記録する)
3、風船バレーやボール遊び (全15分)
2、コグトレ
コグトレ実は息子が幼稚園の頃から知ってはいたものの、重要性がわからずにいて実践できずにいました。
パクオの通級でやっているのを見て、やはり位置を覚えたりするのが苦手という先生のご意見をいただきました。調べてみると短期記憶、注意機能、知覚機能、推論・判断力と、想像力を膨らませる問題など、幅広い種類の問題があるのを今更知りました。
週一あるかないかの通級なので、家でも週4ほど実践することで処理能力、見る力、想像力の面を鍛えればと、一念発起しました。
息子の苦手なのが
1、数字はどこ
2、記号探し
3、まとめる
4、回転パズル
5、間違え探し
などかな?という感じなので、その辺りを集中して毎日3枚していこうと思ってます。(全10分)
自律神経調整トレーニング
うちの子のアンバランスな筋肉と、自律神経の未発達が紐づいた記事がありまして、頭の中でピンときまして、
それは遥か前、まだパクオさん1歳2ヶ月になっても全然つかまり立ちもせず、ハイハイも必要最低限で、、どうにかハイハイをスマホの画面に興味を持たせてさせていたのですが、、
立たないのを心配して、歩行器に乗せてしまったのです。本当はハイハイ→自分から掴まり立ち→ゆっくり自分で立つ の流れを待てばよかったのかもしれません。
その名残りなのか、足の筋肉は結構人並みなような気もするのですが、腕の筋肉が全然同世代より低いように感じます。前屈みの姿勢も苦手で、体幹が不安定です。体を動かそうと足を使った遊びはよくして、縄跳びも早くに飛べるようになったり、大縄なども上手なのですが、手を使うマット運動、跳び箱、逆立ち、鉄棒などは全然できません。。
もともと筋力が弱く他の子より筋肉がフニャフニャだったのも覚えています。
なので、腕の筋力の未発達🟰自律神経の未発達 がとても納得がいきまして、
腕を鍛えるのも、自律神経を鍛えるのも、体幹を鍛えるのも含めて逆立ちトレーニングをしたいと思います。逆上がりもできるようになれば、、とりあえず目標です。(5分間)
1、まずは四つん這いで片足ケンケン競走、手押し車、手をついてカエル飛び
2、壁倒立(10秒)、補助で倒立(10秒)、ブリッジ(10秒)
3、鉄棒斜め固定20〜30秒 (逆上がり補助付き2回)
上の運動をして、そのうち一人で壁倒立、逆立ちが4年生のうちにできる!を目標に頑張りたいですね。(現状程遠そうです。。。)
あと、これは1ヶ月ほど前から続けていますが、眠れないことが多かったので動画を見ながらのマインドフルネスも行っています。落ち着いた気持ちで呼吸も整えられて、寝る前のルーチンとなってまして、パクオもこれがあるとすんなり寝ています。(ただ単に新学期で気を使って疲れている可能性もありますが)。
まとめ
1、ビジョントレーニング(15分)
2、コグトレ(5分)
3、自律神経調整トレ(5分)
の毎日30分で、どれくらいの変化が出るのか
1、困りごとの変化 (学校での板書、切り替え)
2、コミュニケーション面
3、情緒面(朝の不機嫌、宿題前の不機嫌の変化)
で1週間おきに評価していこうと思います。三日坊主にならないように半年を続けるのを目標に頑張っていきます!
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